歯科
健康長寿に欠かせない
お口のケア

最近、「お口が臭くなった」、「くしゃみや鼻水が多くなった」、「ドライフードを食べなくなった」ということはありませんか?それは歯周病など歯の病気にかかってしまったサインかもしれません。
私たちは小さな虫歯ができただけで食欲がなくなることありますよね。冷たいものが染みただけで大好きなアイスを食べなくなったりします。
動物の歯石や歯肉炎は、同じことが何本もの歯に起こっていたり、歯がぐらついていてご飯のたびに痛い思いをしていることもあります。
早いうちであればスケーリングできれいな歯を保つこともできますし、痛くなくなったら歯磨きのコツもお教えします。
小さな子たちは、歯磨きの上手なやり方もお伝えできますので、ぜひご相談ください。
歯やお口、
こんな症状ありませんか?
- 口臭が強い
- 黄色い鼻水が出る
- 歯茎が赤く腫れている
- 歯石がついている
- 歯が抜ける
- クチャクチャ口を気にする
- 食欲がなくなった
- 顔が腫れる
- くしゃみをする
- 口から出血している
上記の症状が出ている時は、
こんなことが考えられます
- 症状
- 年と共に段々
口の匂いが気になってきた - 原因
- 歯垢や歯石が
増えているかもしれません。
まずはブラッシングでチェックしましょう。
- 症状
- 舐められたところがクサイ、
口の周りの毛が束になってごわつく - 原因
- かなり多くの歯石と、
歯茎に膿がある可能性があります。
必要があれば麻酔下でのスケーリング・研磨を行います。
- 症状
- 以前と比べて
口の周りを触られないようにしている - 原因
- ぐらぐらする歯や、抜けそうな歯があるかもしれません。かなり痛い様子です。
麻酔下でのチェックと必要があれば抜歯を行います。
- 症状
- 急に口臭がキツイ、
どちらか片方の口の周りに血がつく - 原因
- 粘膜がただれている可能性が
あります。
腫瘍の場合もありますので、診察をまず受けてください。
病院でのケア
「麻酔下の歯石除去」

麻酔を十分に効かせてから、まずは歯周ポケットの深さを測定し、歯肉の炎症具合や根と根の間(根分岐部)に生じる病変についてもチェックします。
これらの検査結果をもとに、歯石除去(スケーリング)の処置を行います。歯や歯周ポケット内部の歯石を徹底的に除去します。
歯石除去後の歯の表面は細かい凹がみられるため、研磨剤を用いて歯を丁寧に磨き上げ、汚れや細菌が再付着するのを防ぎます。
歯科のおススメ
「毎日の歯磨き」

お口の健康はその子の健康そのものにつながります。老後や寿命といった遠い先の話ではなく、口腔ケアを行なっていないと2〜3歳には差が出始めます。
簡単なことではありませんが、毎日の歯磨きはとても大切です。
ウチの子は歯磨きが苦手、という場合には病院でブラッシングを行うこともできます。ご自宅でもできるところからお教えしますのでご相談ください。
当院ではブラッシング以外の歯科処置は、全身麻酔を推奨しています。無麻酔による歯石取りは、エナメル質を傷つけてしまうため良くない場合が多いからです。
歯磨き指導

歯磨きの上手なやり方は、人それぞれ、犬それぞれ、猫それぞれです。
まずは病院でどんな歯磨きが合うか見させていただきます。
もちろんブラッシングができれば、どんどん練習すればいいだけですが、どうしてもできない、歯ブラシが怖い、というような場合にも舐めるだけのジェルなど最近ではいいものもたくさんあります。
ご相談しながらみんながハッピーなやり方を見つけましょう。