院長紹介
院長
入江 なつはNatsuha Irie
50も半ばを過ぎてから、ホームドクターとして動物病院を開くことになりました。
すでに偉くなって引退も考えている同級生や先輩には「今更なんで?」と言われますが、私としては「今だからホームドクターになりたい」と考えてここに開院することとしました。
病院の特徴として外科を前に出していますが、手術は獣医の仕事のごく一部です。
私どもの病院が気に入っていただけたら、大切なご家族の一生のサポートをさせていただきたいと思っており、そのお付き合いの中でもし手術が必要な場面になりましたら、当院でできるものと大学病院にご紹介させていただいた方がいいものとを判断していきたいと思っています。
略歴
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1992年
麻布大学病理学研究室卒業
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1994年
東京大学外科研究室研修医修了
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1995年〜2007年
一般動物病院にて診療
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2008年〜2014年
東京大学動物医療センター外科特任助教として診療
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2015年〜2023年
動物救急センターにてセンター長および外科主任として診療
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2023年
都内一般動物病院にて診療
所属学会
- 日本獣医麻酔外科学会
- 日本獣医腎泌尿器学会
- 日本獣医皮膚科学会
執筆関連
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- 2013年Vol.17No.4 Surgeon 100号
会陰ヘルニア整復術「半腱様筋フラップを用いた整復法」 - 2014年Vol.18No.3 Surgeon 105号
前立腺の外科「尿道閉塞に対する膀胱腹壁造瘻術」 - 2015年Vol.19No.6 Surgeon 114号
高齢動物のターミナルケア「栄養及び排泄の管理」 - 2016年7月 CAP
子宮蓄膿症に対する内科的・外科的アプローチ「重篤な子宮蓄膿症例への緊急対応」 - 2016年Vol.20No.4 Surgeon 118号
栄養・排液・鎮痛チューブ「排液ドレーンの設置」 - 2017年 犬と猫の救急医療プラクティスVol.2
「重度皮膚損傷」 - 2017年12月 CAP
スペシャリストのヒヤリハット集Part2「救急医療と集中治療」 - 2018年7月 J-VET
頻尿と排尿障害「雄猫に対する会陰尿道造瘻術」 - 2018年10月 CAP
腹腔内出血を迅速に診断・治療する「腹腔内出血の評価と診断」
腹腔内出血を迅速に診断・治療する「脾臓・肝臓以外から出血」 - 2018年9月
見てわかる小動物の外科手技Ⅰマイナーサージェリー
「ロープロファイル胃瘻チューブの設置法」
「胃瘻ー空腸チューブの設置法」
「胸腔チューブの設置法」 - 2019年1月 CAP
犬の急性心不全(心原性肺水腫)を迅速かつ的確に対応するために「肺エコーによる診断法ーVetBlueプロトコールの提案」 - 2019年11月 CAP
こんな症状に出会ったら? とある診察室を覗いて学ぶアプローチ法「あったはずのリボンが見当たりません」
- 2013年Vol.17No.4 Surgeon 100号
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- 2020年11月 CAP
その時どうする 犬の胆嚢疾患「胆嚢粘液嚢腫 症例から学ぶ外科手術」 - 2021年3月 CLINIC NOTE
改めて見直したい経腸栄養と経静脈栄養「胃瘻チューブ」 - 2021年Vol.25No.1 Surgeon 145号
咽喉頭の外科「閉鎖性喉頭疾患の緊急時の対応」 - 2021年3月 CAP
こんな症状に出会ったら? とある診察室を覗いて学ぶアプローチ法「さっき〇〇を食べさせちゃったんですけど…」 - 2021年4月
見てわかる小動物の外科手技Ⅱ 消化管
「人工肛門設置術」 - 2021年10月
とある臨床現場を覗いて学ぶ犬と猫の初期診療アプローチ
「中毒」
「ひも状異物」 - 2022年4月
見てわかる小動物の外科手技Ⅲ 消化器内分泌
「門脈シャント セロファンバンディング法」 - 2022年9月
見てわかる小動物の外科手技Ⅳ 腎泌尿器
「尿道造瘻術」
「膀胱腹壁瘻」 - 2023年6月
犬と猫の救急診療ファーストコンタクト
第1章「治療優先度の決定」
第2章「腹囲膨満」「尿の異常」「粘膜色の異常」「誤食」
第3章「重度の消化器徴候2~5」「腹囲膨満1」「尿の異常1~3」「外傷8~9」「粘膜色の異常1~3」「誤食1~2」「付録」
- 2020年11月 CAP